踊る人の気持ちを想像しながらお撮りしています
バレエの演技をする時もそうだと思うのですが、
演目のストーリーを理解することはもちろんのこと、
その作者や作曲家がどんな気持ちで作品を作り上げたのか「想像する」・・・
踊りの出来映えを左右する、とても大切なことだと思います。
いろいろな作品がありますよね。
古典でも現代舞踊でも、テーマは人生の喜怒哀楽がいっぱいです。
ハッピーで楽しいものから絶望的に悲しいものまで。
それらを実際に経験したら、迫真の演技ができるかもしれません。
でも現実の生活で、全部を経験することは難しい…できれば絶望感の方は味わいたくないし。
それでも想像することは出来ます。
作者の気持ちを想像しながら自分の踊りを高めていく。
技術だけでは表現出来ない何かが力になっていく。
その何かは観る人に伝わるはずです。
ミヤチフォトは、写真にも想像する力を使います。
煌めく華やかな舞台に上がるまでには、
何か月も何年も稽古を重ねて来たことでしょう。
その日々も、当日の緊張感も、舞台に立つ喜びも、
全部を想像しながらお撮りします。
一緒に踊るような気持ちで。